映画「JOKER」鑑賞
10/14(月)に映画「JOKER」を見てきました。
「JOKER」・・・バットマンの有名悪役キャラです。
この映画はスーツをまとった「バットマン」は出てきません。
(出ているといえば出ているのですが、説明が面倒くさいので出ていない事にします。)
<映画の感想>
終始薄暗い陰気な雰囲気です。
人によっては嫌悪感しか残らない映画かもしれません。(暴力描写、殺人描写もあります)
JOKER・・・精神異常をきたした殺人鬼という設定
この映画を見て誰しもがJOKERになりうるというのが私の感想です。
簡単に言うと「正直者がバカを見る」。
でもJOKERは精神疾患があるが故に単なるバカでは終わらず殺人鬼になったということ。
自分の信じる正義、大切なものを理不尽に他人に踏みにじられた時、または強大な権力に
踏みにじられた時、人は誰しもJOKERになるということ。
私もJOKERになる瞬間を自覚しています。
例えば、偶然野良猫を虐待している場面に出くわすとします。
私は迷わず虐待している奴を殴るでしょう。常軌を逸した時そいつを殺してしまう
かもしれません。
人間にモラルがあるのであればJOKERは99.99999%認められない。
でも0.00001%は誰しもJOKERになる可能性があるのです。
米国では評価されているこの映画。
貧富の差が大きい大国でこそ評価される内容かと思います。
一部の人からは今の香港がこの映画にオーバーラップするという方もいます。
この映画終始陰気ですが、時折色鮮やかな場面があり2時間グッと引き寄せられました。
Blue Rayがでたら購入すると思います。
でも観るのは気持ちが重いです。
そんな時は社長の顔を見て癒されるに限ります。